壊れたおもちゃどうしよう『成田おもちゃクリニック』

2016年10月26日

みんな大好きなおもちゃ。
子どもがお気に入りのものや、家族にとって思い出のもの、色々ありますね。

壊れてしまったら、無料で修理をしてくれるところが成田にあるとお聞きし、私も壊れたおもちゃを持って、取材に行ってきました。

「成田おもちゃクリニック」、本日の会場は中央公民館です。

修理してもらうおもちゃは、30年前に私のお気に入りだったものを、母が大切に保管していてくれたこちら。

それが、我が息子たちの手に渡ったとたん…パキンと折れてしまい、接着剤でつけたり、布で巻いたりを繰り返したものの、直らず、諦め、おもちゃ箱で眠っていました。

息子たちに話したら、「俺も、これ持っていく!」と、動かなくなった、おもちゃの銃を見つけて、一緒に。

早速、部屋に入ると、ボランティアの方たちが「おはようございます!」と、温かい声と笑顔で迎えてくれ、緊張が和らぎました。

指定用紙に、必要事項を記入し、おもちゃを見てもらいます。

修理は可能かどのくらい時間がかかるか部品等を交換した場合は実費を負担すること、などの説明を受けます。
修理に時間のかかりそうな場合は、預けて後日、受け取りに行きます。

今回は、修理する過程も見せて頂く為、特別に、その場で修理をお願いしました。

担当してくれたのは、クリニック院長の田中さんです。
木のおもちゃを治すのが得意とのことで、すぐに方法を考えて取り掛かってくれました。

預かったおもちゃは、原因を調査し、必要時は、メーカーに問合せ、部品を取り寄せて交換(部品代・送料は自己負担)もするそうです。

修理をしていただいている間、おもちゃクリニック事務局長の公手さんに、気になることを聞きました。

「どんなおもちゃを修理することが多いですか?」

電池式のおもちゃです。音が出ない、動かないという症状が多いですね。

「昔のおもちゃでも、新しいおもちゃでもいいのですか?」

もちろん、木のおもちゃ等、昔のもの、電池を使った本・電車・ぬいぐるみ・ラジコン等新しいものでもいいですよ。
絵本や100円ショップのおもちゃでもいいですよ。まずは持ってきてください!

「おもちゃは1人1個ですか?」

いいえ、何個でもいいですよ。

「なり☆すくを読んでいる方たちへ」

おもちゃは、「壊さないように大切に使う」ではなく、「壊れてもいいから、思いっきりたくさん遊んでほしい」と思っています。
そして壊れたら、いつでも、「成田おもちゃクリニック」に持ってきてほしいと思います。

取材をしている間に、おもちゃが直りました!!
直らないと諦め、放置してしまっていることが、ずっと気がかりだったので、心がすっきりしました。

息子のおもちゃ銃もその場で直していただきました。
直している姿に興味深々の子どもたちにも、クリニックの方たちは、広い心で接してくださりました。

帰宅後、「難しそうなおもちゃも直していてすごいと思った」(8歳)
「いつも使っていたものが直ってうれしい!やっぱり楽しい、ありがとう!」(6歳)
「また来るから、休んでね」(4歳)と、食事の時間でも話が絶えませんでした。

取材をして・・・

直ったおもちゃを動かして、ニコニコしているボランティアの方や、原因をみんなで相談している姿。
みなさんが楽しんで活動されている、和やかな雰囲気がとっても印象的でした。

「また、壊れたらいつでももっておいでね」

やんちゃな子どもたちの母としては、とっても心強い言葉と笑顔が、励みになり、心が、少しゆるくなりました。

家で壊れているおもちゃがあったら、迷わず、持って行ってみてください!!不要になったおもちゃも引き取りをし、修理後、イベントで無料配布しているそうです。

最後に、成田おもちゃクリニックのみなさん、本当にありがとうございました。

【成田おもちゃクリニック】

問合せ先

事務局 090-5589-5293(公手さん)

来月の開院予定日

平成28年11月6日(日)福祉館/20日(日)福祉館・子どもフェスタに参加/26日(土)もりんぴあ&加良部公民館

その他詳細・開院予定日と場所は、下記HP

成田おもちゃクリニック

by:ぶー

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