子どもの指しゃぶりはいつまで?~体験談と対策~
2019年4月25日
編集員内でも話題沸騰した「指しゃぶり」についてです。
多くの親が経験している子どもの指しゃぶりの悩み。
あるママから編集員へ相談をうけました。
歯科衛生士さんからのコメントも必見ですよ。
【相談】4月から幼稚園に入園した3歳の男の子ママ
生後2か月より眠たい・泣く・テレビを見る時に指しゃぶりします。
無理にやめさせるよう仕向けてもストレスになるのはかわいそう。
歯並びなど気になりますが、自然にやめるのを待つのはダメでしょうか?
【体験談①】年少入園すぐまで指しゃぶりした長男
下の子の出産と入園が重なったため親から「やめよう」は言わなかったが、
入園して1週間くらい経ったある日普段なら絶対に指を吸う状況の時に
指しゃぶりをしていないことに気づき理由を聞くと
先生から「赤ちゃんみたいだからやめたほうがいい」と言われたそう。
先生やお友達からの一言で結構ショックを受けるようです。親が言うより効き目ありそうですよね。
【体験談②】【小4になる今もたまに指しゃぶりする次男】
コブができたり爪がペラペラになってしまったが最近はしゃぶる時間が短くなったので
だいぶ普通になりましたが明らかに歯並びはおかしいです。
運動量が増えたり字が読めるようになって絵本やゲームなど手を動かす作業が増えたのも
指しゃぶりが減った要因に思う。
日中は「指いたくなっちゃうよ~」と声かけしたり手遊びに誘うこともあった。
長期的になるようなら歯科や保健師さんなどに相談しながら様子を見るのもひとつ。
【体験談③】年少入園後も物なめした長男
下の子の出産後不安定になったのかあらゆるものを口に入れていて
衛生面も気になるし物もよだれで大変なことになるので何度も「口に入れちゃダメ!!!」と言っていた。
親の精神状態も悪くいつもピリピリしていたが先輩のアドバイスで
口にいれているとき「おいしそうだね~^^」「どんな味がするの?」などの声掛けに変更したところ
気づけばやめるようになった。
ダメなどの禁止する言葉より子どもの気持ちに寄り添うことで
親もおおらかな気持ちでいられそうですね。
☆歯科衛生士さんより☆
指しゃぶりの原因は不安や甘えなど様々です。無理に止めさせることはしないでください。
ですが続くと出っ歯になったり前歯の噛み合わせが悪くなるなどの歯並びに影響が出たり
口呼吸になりやすく顎の形が変形してしまうこともあります。
疲れることで指しゃぶりを忘れるので体を動かす運動がお勧めです。
2歳過ぎだとブクブクうがいやタンギングなど舌を動かす練習も効果があるそう。
また市販の指しゃぶり対策用の苦いマニキュアなどもあるので試してみては。
成田市では保健師さんや福祉館にいる歯科衛生士さんに歯並びのことを相談できます。
より詳しく診てもらうにはかかりつけの小児歯科をもって
子どもの指しゃぶりにおおらかに対応してあげたいですね。
by.キタキタ