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3年越しにコツコツ手作りしてきたツリーハウスがほぼ完成しました。

ちゅうちゃん工務店に弟子入りしてきた小学生と保育園児孫坊主3人の合作です。

桜ふぶきの下、内装デザイナー(ペンキ塗り)の孫娘2人も加わって棟上げ式を盛大に挙行。

ジュースとクッキーが振る舞われました。

3年前、坊主たちが「ひみつきち」を作ろうと相談していたので、ならばじいちゃんの庭のケヤキにツリーハウスはどうじゃと持ちかけたのが始まりです。
2階の高さに4本の枝が広がっているのが恰好の土地利用になりました。

安全対策は不可欠、安全ベルトを買ってきて、足場ができるまで樹上の作業をするときは腰につけさせました。
ガテン系のお兄さんになった坊主たちは気分高揚、棟梁ちゅうちゃんの「バカ!気を抜くな!」の罵声に甘んじておりました。

作業は道具の始業前点検から。
一日の終わりに必ず数合わせをして、道具の大切さを覚えさせました。
初めて見る道具も使っているうちに道具の歴史や合理性を理解していきました。

複雑に広がっている枝に水平なスペースを作るのは木材の現物合わせしかありません。
始めのころは枝の又に足をかけ、危なっかしい姿勢で木材を加工していました。
幸い転落事故はなく、擦り傷だけで難関を超えました。

水平の作業スペースができると、ペンキ塗りが後を追いかけました。

 

木材はホームセンターで求め、計算した長さに切り取りました。
かねしゃく(直角定規)、鋸、糸のこ、のみ、電動ドライバー、水準器などは一通り使えるようになり、小さな自信がつきました。

安全対策以外はできるだけ金属を使わないように工夫しました。
また、将来の解体を想定して釘ではなく木(もく)ねじを使いました。
釘打ちの音は近所迷惑になること、電動ドライバーは小さな力でも埋め込め、取り外しも簡単です。

 

新緑で覆われたツリーハウスは子どもたちの「ひみつきち」になり、ワクワク感に溢れています。

 

 

by.ちゅうちゃん