地面反射の図

みなさんこんにちは!
夏真っ盛りの8月!あつ~い日が続いていますね…
これだけ暑いと熱中症について気になりませんか?

なんとなくはわかっているけど、予防はこれで大丈夫…?
大人と子どもで気を付けることも違う気が…?

今回はそんな悩める「乳幼児の熱中症」について、保健師の方にお話を伺ってきました!

熱中症ってどんなもの?

熱中症は、高温多湿な環境に長くいることで、体内のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
とくに乳幼児は体温調整の機能が未熟で、身体の水分量が多く脱水症状になりやすいため、大人よりも注意が必要です。

どんな症状なの?

元気がなくなりぼんやりしたり、ふらふらしたりすることがあります。また、大量の汗をかく、やたらと水分をほしがるなども熱中症の症状です。
重症の場合は、皮膚が真っ赤で高体温になる、全身のけいれんをおこす、汗をかかなくなる等の症状があらわれます。

 熱中症だと見分けるサインは?

上記の症状に加えて、おしっこの量や回数が減る、自力で水分が飲めない、顔色が悪く体が熱い、頭痛や吐き気があるなどです。
泣き声がひ弱で力がない、いつもと違ってごろごろしている、遊ばなくなる、動きがおとなしくぐったりしているなども熱中症のサインになります。

熱中症になってしまったときの対処法は?

涼しい環境で休ませましょう。
裸にして濡れタオルで拭き、太い血管が通っている首やわきの下・足の付け根などにタオルでくるんだ保冷剤を巻く・はさむことで体を冷やします。

脇を冷やす
水分補給も大切です。普通の水やおっぱいでも大丈夫です。赤ちゃん用のミネラルウォーターも売られているので、緊急時に備えておくと安心です。
また、応急処置をしても回復しない場合は、早めに医療機関で受診することが大切です。
救急車を呼ぶのは躊躇しがちですが、命にかかわります!けいれんなど、重症のときは救急車を呼びましょう。
救急車を呼んでいいかわからないときは、こども急病電話相談#8000で相談することもできます。市民向けのホットラインなどもありますので、日ごろからチェックするようにしましょう。

熱中症にならないために!予防法は?

お子さんの様子をよく観察し、常に気にかけることが大切です。
水分や食事をとれているか、衣服の調整はできているかなどを確認します。
寝ているときや遊んでいるときは、いつでも水分をとれるようにして、温度や湿度の調整にも気を配りましょう。

では、詳しいポイントをチェックしていきましょう!

①水分補給のポイント

遊びに夢中で水分補給を忘れてしまう…ということにならないよう、こまめに声をかけて水分を取らせることが大切です。お子さんがたくさん欲しがるときは、欲しがる分だけ飲ませても大丈夫です。
寝ているときは、枕元に置いておくなどして、すぐに水分をとれるようにしましょう。寝る前に水分をとれば、寝ている間に起こしてまで水分補給をする必要はありません。よく眠ることも大切です。

②服装のポイント

ゆったりしたデザインの服がおすすめです。白っぽい服だと体温もこもりにくくなります。
帽子や日傘で直射日光を防ぐことも有効です。

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帽子を嫌がるときは、通気性や肌触りのよい素材のものにしたり、あたまにガーゼをあてて帽子をかぶるようにしたりしてみましょう。
周りの大人も一緒に帽子を被ることや、「帽子似合ってるね~」と褒めてあげると機嫌良く被ったりしますよ。
それでもどうしても嫌がる場合は、太い血管を冷やすことができる首に巻くタイプの暑さ予防グッズなどで冷やしてあげると良いです。

③屋内にいるときのポイント

熱中症は屋外で…というイメージがありませんか?
「屋内だから大丈夫」と気を緩めてしまうと危険なんです!涼しい環境でも水分補給を怠らないように気を付けましょう。
温度計や湿度計を置いて、室内の環境にも気を配ります。室温は20~25度くらい、湿度は50%以上が目安です。冷房を使うときは、外気温との差は5度以内にします。湿度もドライモードなどを上手く使って調節してみましょう。
また、日ごろから適度に汗をかける環境づくりを心掛けることで、体が暑さに備える機能が高まります。

でも、節電のこと、気になりますよね…
扇風機を上手く使って空気を循環させたり、すだれで日光を避けたり、工夫することができますが、節電を意識しすぎないことが大切です…
図書館や福祉館、なかよしひろばなどの施設に行ってみるのもおすすめです!涼し~いので活用してみてはいかが…?

④おでかけするときのポイント

どんなに対策しても、暑いときは暑いです…。とくに暑くなる11~15時の外出はなるべく避けるといった工夫が必要になります。朝や夕方の涼しい時間に外遊びをするなど、可能な範囲で外出してみてはいかがですか?
また、車でお出かけする場合、お子さんを車内に置き去りにするのはとっても危険です!絶対にひとりでは残さないようにしましょうね。

⑤ひんやり気持ちいいプールや海!実はあぶない…?

水につかってひんやり気持ちいいプールや海ですが、炎天下で運動量も多くなるため、熱中症になる恐れがあります。30分を目安に日陰で休憩し、こまめに水分をとるようにしましょう。
ラッシュガードを用いれば、日焼けを防止することができます。

⑥危険が潜む?ベビーカー

乳幼児とのおでかけで使うことが多いベビーカー。実はとっても暑くなってしまうんです!
身長の低いお子さんや低い位置にあるベビーカーは、地面に照り返した日光が当たりやすく、大人が思っているよりもずっと危険です。

地面反射の図

ベビーカーを用いるときは、乗せっぱなしではなく顔をみてお子さんの様子を確認し、照り返し防止シートや保冷グッズなどを上手く使って、暑さを防ぎましょう。
だっこやおんぶをする際に、お子さんとの間に保冷グッズをはさんでみることもできます。保冷剤を用いるときは、タオルでくるむなどして直接肌にあてないようにします。長時間同じところにあてず、こまめに場所を変えるなど注意が必要です。

 熱中症を防ぐうえで大切なこと

なにより、大人が熱中症について理解し、お子さんを見守ることが大切になります。
大人と子どもの身体はちがう!という意識をもって、早め早めの対処を心がけましょう!

熱中症を防いで、素敵な夏になりますように☆

 

こども急病電話相談#8000 http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

なりた子育て応援サイト内 もしものときの連絡先 https://narita-kosodate.jp/docs/2016020700019/

夏をたのしむ!子ども向けイベントがたくさん! イベントカレンダー https://narita-kosodate.jp/category/news/event/

熱中症ゼロへ http://www.netsuzero.jp/

(by.  Sayaka キタキタ ユキ)