私の住む地域では、子ども会活動が盛んです。子どもたち、親たちにとって楽しい会になっています。

学校生活とは違った、地域での縦割りあそびの機会を設けていて、子ども同士が繋がり、親同士が知り合うきっかけを作っています。

私の住む地域の子ども会は、成田市リサイクル団体登録をして、0歳から小学5年生の子どもと親たちが、毎月のリサイクル運動で集めた資源物の量に応じて、1キログラムにつき10円の奨励金をもらっています。

一年間で平約7万円程になり、その資金で年間行事に必要な物を購入しています。
リサイクル運動について、詳しくはこちらをご覧ください。

リサイクル運動について

 

リサイクルの日に集まったら、みんなで校庭で自由遊びをします。

季節の行事は歓迎会、花火大会、バス旅行、ハロウィン、クリスマス会、送る会を開催しています。

小さい子が大きなお姉さんお兄さんと遊べるとあって毎回嬉しそうにしています。高学年はよくお世話もしてくれて、頼もしいです。

通学路や地域を舞台に活躍するので、土地勘もついてきて、地域社会とのつながりもできてきています。

お父さんたちがハロウィンイベントに来てくれたり、

最近の活動では自主的に町内ゴミ拾いのイベントを企画したりしました。

 

今年の会長に魅力を聞いてみました。

Q*子ども会の良いところは?

A*子ども達と一緒に大人も関われるところです。入りたいと思った子はお友達がいるとかいないとか関係なく入れます。仲間になれる地域コミュニティがあることは、子どもたちにとって良いことだと思います。

Q*大人はどんな役割になっているのでしょう?

A*子ども達中心で、やりたい事をどうしたら実現出来るかとか話し合い、企画、開催を見守るのが子ども会の大人の役割です。リサイクル運動の運営は大人がしています。

習い事やお出かけで予定があり、時間を合わせて話しあう事が難しくなっているので、大人がサポートしています。大人同士の関わりも生まれて、みんなの子ども会になっています。

Q*会長をして大変だった事は?

A*会長は何かあったら前に出て行くだけでいいと思っています。
考えてたら何も出来なくなってしまうので、迷った時に皆の意見まとめたり、舵取り係りと思っています。
役員さんも会員さんも子ども達も皆んな協力的です。
何か投げかけたら反応してもらえて、楽しんでいます。
大変なのは手続き上の事。年度の切り替えの時は子ども会としての登録、保険の事とか書類上の事はちょっとわずらわしいと感じます。でもそれがあるから子ども会としての形をずっと保てているのではないかと思います。会があるのは良いことなので、そこは何とか頑張っています。

会長さん、ありがとうございました。何度も会長を務めてくださっているだけあって余裕が感じられます。

 

子ども会では、お出かけやピクニックに行くこともあります。


2年間コロナ禍でお休みしていますが、来年度はまたみんなで行くことができたらと楽しみにしています。

 

子育ての時代はあっという間に終わってしまうのでしょう。でもその時は悩みや困りごとが出てきます。子育てで孤立しないで、地域で育てていくことができるのが、子ども会の1番の魅力だと感じました。

入りたい!でも地域で子ども会が無かったら、作ることもできますよ。

 

編集員 タニチカ