今年の夏もいよいよ暑さが増してきましたね。

外でお子さんと遊びたいけれど、この暑さでは…。と躊躇してしまうのではないでしょうか。

夏は、暑さもそうですが、紫外線や汗で髪や頭皮にも影響が出やすい季節です。

事前の対策で、ご家族とお子さんの髪と頭皮を守っていきましょう。

紫外線

紫外線にはUVA、UVB、UVCの3種類があり、身近に感じるのがUVA、UVBです。

今の時期(4月〜8月)はUVBが多くなっています。

UVBとは…..。

日焼けや皮膚の炎症(シミ、そばかす)の原因となる紫外線。

UVBから守るにはSPFに着目しましょう。

紫外線散乱剤や紫外線吸収剤には、SPFの文字横に数字が表記されていると思います。

SPFは2〜50の整数値、それ以上は50+で表してます。

数字が大きい程、UVBの防止効果は高くなります。

SPF横の数字の意味は、

1=20分程度、日焼けを遅らせる効果があるという意味合いです。

(例) SPF30の場合→30×20分=600分=10時間程度、日焼けを遅らせる事ができます。

数字が大きいものを何となく選びがちですが、数字が大きいほど肌への負担もあるとも言われています。

ご自身やお子さん、外出に合ったものを正しい知識のもと、選びましょう。

大切なのは、適切なものを選び、1日の中でこまめに付けなおすことです。

帽子とヘアスタイル

夏時期の紫外線から、大切な髪と頭皮を守るには、帽子や日傘、紫外線防止スプレーなどでケアしておきましょう。

日焼けをしてしまってからでは遅いので、事前に日焼け対策をしておくことが大切です。

また、ヘアスタイルにも注意が必要です。

特に男の子の場合には、夏だし、暑いし…。と短めの坊主にしがちですが、頭皮への日焼けを守ってくれているのは、髪の毛です。

髪の長さが短くなるほど、頭皮へ紫外線が届きやすくなってしまいます。

短いヘアスタイルであっても、頭頂部付近はやや長めに残すなどして、対策をしてみましょう。

海やプール

夏は海やプールに行く機会が多くなります。

普段過ごしている環境に比べて、海は紫外線の強さや降り注ぐ量が増しているため、記事冒頭でもお伝えした、事前の対策が必須です。

紫外線と併せて特に気を付けておきたいのが、塩分や塩素です。

海やプールには塩分や塩素が含まれています。

必ずしておきたいのが、海やプールから上がった後には、ぬるま湯(38℃くらい)でしっかりと髪と頭皮をすすいでおきましょう。

場所的にシャンプーが難しくても、早めにすすいでおくことが大切です。

長時間、塩分や塩素を流さずにいると、髪や頭皮が荒れてきたり、傷みとしてあらわれてくる恐れがあります。

楽しい夏の思い出つくり

今回は夏特有の紫外線からのケアをお伝えさせていただきました。

事前のケアやアフターケアをしておくことで、ご自身やお子さんの大切な髪と頭皮を守ることが可能です。

イベントが多くある夏。

うまく紫外線と付き合うことで、良い思い出をご家族でつくりたいですね。

 

 

by.kazama